Lys・物語のある光

神戸 TOR DECO きょう閉店

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神戸市三宮にある、ガラスアートショップ TOR DECOさんが
今日、12月18日をもって閉店します。

納品書を過去に辿ると、2008年から足かけ8年、作品を置いて頂きました。
新聞の記事のように、阪神淡路大震災で壊滅的な被害があった
地域の復興のシンボルとしてオープンし、神戸の方々、神戸に立ち寄られた方々に
愛されたお店でした。

閉店が発表になって、全国のファンの皆様からお店にご連絡頂いたり、
遠方から足を運んでくださる方もいらっしゃった様子で、
そんなお店に作品を置かせていただき、感無量です。

TOR DECOさんのお陰で、たくさんの作品がお嫁にいくことができました。
いろいろなものを制作する機会を与えてくださり、販売して頂き
本当に有り難かったです。

TOR DECOさんで、自分の作品を手にとってくださり、またお求めいただきまして
本当にありがとうございました!
お店のスタッフの方々、本当にありがとうございました、お疲れ様でした。

そして、こちらのお店を紹介してくれた友人にも感謝です。





  1. 2016/12/18(日) 06:53:15|
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国立市 ゆりの木

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国立市にある、ゆりの木さんでのお取り扱いが始まりました。
お近くに行く機会がありましたら、是非お立ち寄りください。




  1. 2016/10/09(日) 17:44:08|
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シベリアの町の灯り

しばらく長い間体を壊し、いつか復帰しようと思っていた仕事も断念し、日々が淡々と過ぎていた頃。体調も万全ではなかったのですが、家人に押し切られる形で2人の初めての海外パリに行きました。


パリでは現代アートを志す友人YOKOと再会し、沢山の刺激をもらいました。
貧しいながらも頑張って志を貫こうとしている彼女の姿を見て、
自分だけの「生きるという意義」を見つけなければならないんだ、と感じました。


パリからの帰りのフライトは午前10時発。
飛行機からの風景を見るのが何より好きで、このフライトでは窓際に座ることができました。
ヨーロッパからロシアへの移り変わる風景を見入りながら、シベリア上空では真夜中になりました。
高度は1万メートル以上。窓越しの暗黒の風景の中に点々とぼんやりとした光が見えました。
家でしょうか、町でしょうか。
今にも消えいってしまいそうな光は、そこで人が生きているという証です。

その幻想的な光・・・、光はどんな家の灯りでしょうか、どんな町の灯りでしょうか・・・。


光を形にしたい、表現してみたいと思い始めたのは、多分このときだったと思います。
この思い入れある 「シベリアの町の灯り」 をキルンワークの教室でガラスにしてみました。
私の原点のような存在で、とても大事にしているガラスです。

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私が創りたい光は、温かくてやわらかい光。
ブログの名前は、北欧にある言語の中から Lys (リュース 光) を選びました。
  1. 2008/04/01(火) 00:00:00|
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