しばらく長い間体を壊し、いつか復帰しようと思っていた仕事も断念し、日々が淡々と過ぎていた頃。体調も万全ではなかったのですが、家人に押し切られる形で2人の初めての海外パリに行きました。
パリでは現代アートを志す友人YOKOと再会し、沢山の刺激をもらいました。
貧しいながらも頑張って志を貫こうとしている彼女の姿を見て、
自分だけの「生きるという意義」を見つけなければならないんだ、と感じました。
パリからの帰りのフライトは午前10時発。
飛行機からの風景を見るのが何より好きで、このフライトでは窓際に座ることができました。
ヨーロッパからロシアへの移り変わる風景を見入りながら、シベリア上空では真夜中になりました。
高度は1万メートル以上。窓越しの暗黒の風景の中に点々とぼんやりとした光が見えました。
家でしょうか、町でしょうか。
今にも消えいってしまいそうな光は、そこで人が生きているという証です。
その幻想的な光・・・、光はどんな家の灯りでしょうか、どんな町の灯りでしょうか・・・。
光を形にしたい、表現してみたいと思い始めたのは、多分このときだったと思います。
この思い入れある 「シベリアの町の灯り」 をキルンワークの教室でガラスにしてみました。
私の原点のような存在で、とても大事にしているガラスです。

私が創りたい光は、温かくてやわらかい光。
ブログの名前は、北欧にある言語の中から Lys (リュース 光) を選びました。
- 2008/04/01(火) 00:00:00|
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>easycraft-TA さん
応援ありがとうございます。
しばらく毎日、ワケのわからないコード?と格闘してました。
まだ未完成ですが、記事移植中と修正も進めます。
単純に鍵コメと認証コード機能があればと思いFC2にしたのですが
こちらの方が反応が早くて助かります。
慣れてしまうと、こちらの方が使い勝手いいのかも?!
- 2008/04/01(火) 23:31:34 |
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- blinkelys #N.vW.TCs
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